「税理士さんって何をやってくれるんですかぁ~?」
こんな質問をされることがたまにあります。
その素朴な質問には「税理士なんて税金の計算して偉そうにしてる人でしょ。」という冷ややかな感じが伝わってくるようで・・・。
少し被害妄想ぎみですね。(^^;)
税金の計算はしますが、偉そうかどうかは税理士によります(相手の感じ方にもよります)。
「何をやってくるれるのか?」
具体的に挙げてみましょう。
申告書や決算書の作成、税務相談、記帳代行、年末調整、経営相談、法人設立サポート、プライベートな相談も結構多いです(わりとハードなものまで)。
プライベートな相談なんて税理士にするわけないだろ?と思われるかもしれませんが、中小企業の売上、資金繰り、家族構成などをよく知る立場にあるということは、そういうことなんだと実感するようになりました。事態が深刻なほど、友人や知人に相談しにくいということもあります。
税理士はある意味生臭い職業で、仲の良い友人が知らないことも立場上知ることになり、しかも毎年の決算・申告のご依頼であれば、お付き合いも長くなります。ですから、数字を自在に扱いビジネス以外はクールに一線を画す。なんてカッコイイことはまずできません(でも税理士にそういうイメージを持ってる人も結構多いかなと)。
結局「税務相談所」ではなく「よろず相談所」になります。
まぁ、税務以外は基本的に門外漢ですので、全て自分でというわけにはいきません。自分にできることであれば。というスタンスでやってます。
でも、あえて「何をやってくれるのか?」を一つ挙げるなら、税理士には公にされた「使命」というものがあります。
なんだか堅苦しそうですが、以外にしっくりくる回答が隠されています。
長くなりそうなので、続きはまた次回に。