「freee」と「弥生会計オンライン」

クラウド会計ソフトの「freee」と「弥生会計オンライン」の両方を使用していますが、今や常識となりつつある銀行口座取引やクレジット取引の取り込みはどちらも可能です。

入力フォームの特徴ですが、

  • 取引について、収入、支出、振替のいずれかを選択させる。
  • 現金取引や預金取引など、取引手段を選択させる。
  • その取引自体の未決済・完了を選択させる(freeeのみ)。

このような形で、勘定科目の選択候補を極力絞り込むようにしているようです。

おそらく、簿記の素人さんに記帳を難しくさせている主な要因は、勘定科目の選択にあると考えたのでしょう。まぁ、当たり前ですけどね。

  • 仕訳帳など、一つの取引に勘定科目を二つも選択させるのはたぶん無理だろう。
    選択できたとしても貸借を逆に入力してしまったりするだろう。
  • 発生主義はあまり理解されないだろう。
    売掛金・買掛金、未収金・未払金など勘定科目を、何のヒントもなく直接選択させるのは難しいだろう。

などと想像して設計されているような気がします。

どちらのソフトも、65万円控除に必要な「仕訳帳」と「総勘定元帳」は勝手に作成してくれます。
もう借方・貸方で迷う時代は終わりましたよと。

また、「弥生会計オンライン」には仕訳の入力機能がありますが、「freee」には独自の入力フォームしかありません。
このあたり「freee」は、難しく感じさせるものは用意しないという姿勢なんでしょう。それがユーザーにいい印象を与えているのかもしれません。

とりあえず、両ソフトを使用してみた感想でした。

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